河森正治監督がデザイン!メカニカルなデザインと機能性、実用性を追求したAVIOTの電動キックボード「KB-S350」

アットダイム 4 週 前
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AVIOTは、アニメーション監督/メカニックデザイナー/ビジョンクリエーターの河森正治氏がデザインを手がけた電動キックボード「KB-S350」の予約受付を、クラウドファンディンサイト「GREEN FUNDING」にて開始した。

プロジェクト期間は2025年4月30日までで、製品は5月下旬以降順次発送予定。なお、販売価格は165,000円(税込・送料別)としているが、「GREEN FUNDING」では2月5日現在、129,500円~支援受付中だ。

日本の住宅事情・交通事情を考慮し、コンパクトで取り回しのしやすいサイズ感と車体設計を追求!

「KB-S350」は、AVIOTが設計・開発を行ない、河森正治氏がプロダクトデザインを担当する共同プロジェクト「AVIOT Ridepiece Project」の第1弾製品。日本のメカニカルデザインと機能性・実用性を両立した次世代の電動キックボードで、AVIOTと河森正治氏のこだわりがぎっしりと詰まった1台に仕上がっている。

■主な特徴

・河森正治氏デザインによる、先鋭的かつ繊細な機体デザイン

無駄を排した流線的なフォームでありながら、各部のコンポーネントにメカニカルな意匠を取り入れ、先進性、機能性、そして日本のメカニカルデザインの魅力を内包したデザインに仕上げているのが特徴。

具体的には、コクピット周りは本機を象徴するスムーズかつ先鋭的なシルエットとインストルメントパネルの視認性を両立するデザインを実現。

また、フロントカウルは取り回し時の利便性を考慮したグリップと一体化した形状となっており、特徴的なスリットや3連ホールなど、メカニカルデザインとしてシンボリックな意匠を施している。

・日本メーカーならではの、コンパクトで取り回しのしやすいサイズ感と車体設計

日本の住宅事情・交通事情を鑑みて、走行時の快適性と取り回しのしやすさを両立する機体サイズを追求。狭い路地での走行時の小回りや、屋内への持ち込みやすさを考慮しながらも、走行時の安定性を両立するため、1,120mmの全長と848mmのホイールベースを採用した。

一方で、搭乗時に足を乗せるデッキ部の全幅は545mmと余裕を持ったサイズ感とし、長時間の走行でも使用者に負担のかかりにくい設計に。加えて、機体の足回りは走破性と機動性の両立を考慮し、8.5インチのホイール径を採用した。

・実用性とデザイン性の両立を追求した、「3Wayヴァリアブルスタンド」

河森正治氏のデザインワークスにおいてキーワードとなる“3段変形”の要素を、日常生活の中での実用性と両立させる形で機体設計に反映。

都心でも郊外でも、シーンを選ばず快適に使用できるよう、小型のツーリングバッグや、ヘルメットケースなどを搭載(※1)できる“ツーリングキャリア”、リアホイールをリフトアップすることで、駐車時の盗難リスクを防ぐ(※2)“セキュリティスタンド”、機体の縦置きを実現することで、保管時のスペースを最小限に抑える“バーティカルスタンド”の3通りの用途を持ったスタンドを搭載した。

※1 耐荷重5kg。ツーリングバッグは別売り。
※2 盗難を完全に防ぐことを保証するものではない。(同社では駐車時はチェーンロック等との併用を推奨)

・選べる2つの走行モードで歩道も車道も走行可能

“歩道走行モード(6km/h)”と“車道走行モード(20km/h)”を搭載し、用途に合わせて最適な走行モードを選べる。

・スピードを一定に保って走行できるオートクルーズ機能

スロットルを8秒長押しすることで、スピードを一定に保って走行できるオートクルーズ機能を搭載。これにより、長時間の走行でもスピードコントロールを気にせず、快適な運転を楽しめる。

・高い視認性と操作性を実現したインストルメントパネル

走行モード、スピードメーター、走行距離、バッテリー残量、ウィンカー表示などが一目で確認できるレイアウトと、直射日光下でも視認性の高いLEDパネルを採用。

・特定小型原付ならびに特例特定小型原付の保安基準に即した車両設計(※1)

16歳以上であれば、運転免許証が無くても車道を走行できる(※2)特定小型原動機付自転車の基準に、また、最高速度6km/hの歩道走行モードでは、歩道も走行できる特例特定小型原動機付自転車の基準に即し、車両設計を行なっている。

※1 特定小型原動機付自転車の性能等確認制度による保安基準適合性等確認(型式認定)は現在審査中。(2025年1月時点)
※2 公道走行には、自賠責保険(共済)への加入及び標識(ナンバープレート)の取り付けが必要。

・日本の道をパワフルに走りきる、モーター性能と最大登坂能力

日本においては、道路構造令により道路の勾配は最大12%(※1)と定められているが、本機では、専用設計のインホイールモーターを採用することにより、最大登坂勾配14%(※2)を実現。坂道が多い日本の地形においても、快適にご使用頂ける性能を目指した。

※1 一部地域での例外を除く。
※2 最大登坂勾配は総重量により変動する可能性がある。

・高剛性・軽量・振動吸収性を兼ね備えた、マグネシウム合金製フレーム

フレームにマグネシウム合金を採用することで、高い堅牢性と車体重量の軽量化を両立。さらに、マグネシウムが持つ実用金属中最大の優れた振動吸収性により、路面のコンディションに影響を受けにくい、快適な乗り心地を実現した。

・デザイン性と快適性を両立したデュアルコイルサスペンションを後輪に搭載

デュアルコイルによりサスペンション機構を薄型化。メインフレーム下部に収めることでスタイリッシュなデザインと快適な乗り心地を実現した。

・路面コンディションの影響を受けにくく、高い制動性能を誇るディスクブレーキ

リアホイールには、悪天候でもブレーキ性能が落ちにくく、高い応答性と制動性を持つディスクブレーキを採用。ホイールの設計をよりシンプルにできるため、機体の軽量化にも寄与している。

・江端里沙氏による新規描きおろしキービジュアル

本機のキービジュアルは『マクロスF』キャラクターデザインなどを担当し、河森正治氏と度々タッグを組んできた江端里沙氏による完全新規描きおろし。先進性と機能性を兼ね備えた本機の魅力を江端氏ならではの繊細な筆致で表現している。

製品情報
https://aviot.jp/product/ridepiece/

構成/立原尚子

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