実はiPhoneにはデフォルトで通話を録音できる機能があるのをご存じだろうか。
もしかしたらiPhoneユーザーでも知らない人が多いかもしれない。
それもそのはず。iPhoneは長らく通話を録音する機能がなかった。
しかし2024年10月28日のアップデートiOS 18.1でようやく通話の録音機能が備わったのである。
今回は通話の録音の方法、注意点について紹介したい。
iPhoneで通話を録音する方法
iPhoneで通話を録音する方法はいたって簡単。
通話中に、左上に表示されているマークをタップするだけ。
左上の録音マークをタップすると、3秒のカウントダウンがされた後に
「この通話は録音されます」
とアナウンスされる。
これで録音が開始される。
また、録音を終了する方法もシンプル。
録音中に表示されている停止ボタンを押すか、通話を終了するだけだ。
録音データは「メモ」アプリに保管される。通話を聞き直したり、別の端末に送る際にはメモアプリから確認しよう。
相手にはどのように見えている？バレる？
もしかしたら、相手にバレずにこっそりと通話を録音したいと考えているかもしれないが、それは不可能だ。
録音を開始した時に流れる「この通話は録音されます」というアナウンスは相手側の端末にもアナウンスされるようになっている。
もし、相手にバレずに通話を録音したいなら外部アプリを使うか、これまで通り通話をスピーカーモードにして、別のスマホや録音機器を使って通話音声を録音するしかない。
かかってきた電話でも録音できる？
答えは「はい」。
かかってきた電話でも、通話の録音ができる。
iOS 18.1以降の端末なら、かかってきた電話でも通話中であれば、左上に録音マークが表示されるようになっている。
しかし、録音開始のアナウンスは、自分からかけた電話・自分にかかってきた電話に関わらず、どちらでもされると言う点には留意したい。
通話の文字起こしはできる？
「iPhone 通話録音」で検索すると、アップルの公式サイトの「iPhoneで通話を録音して文字に起こす」というページがヒットする。
このページには、録音した通話の文字起こしの手順が日本語で掲載されているが、2025年2月12日現在、「通話（録音）の文字起こし」は日本語に対応していない。
文／編集部
