学校の先生は何しに南極へ? 国立極地研「教員南極派遣プログラム」の実像をさぐる

ニュース 4 日 前
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 子どものころ、公開されたばかりの「南極物語」を映画館で見て、過酷な自然に圧倒された。かの地でさまざまな任務を遂行する人たちは、専門知識や技術だけではなく、超人的な身体能力と鋼の精神力を持ち合わせているのだろう。宇宙飛行士と同じくらい遠い存在と思い込んでいたら、意外な人たちも南極に行っている。学校の先生だ。2009年度から24年度までに29人が南極地域観測隊とともに派遣され、今年度も2人がまもなく出発するという。先生たちは、いったい何のために南極を目指すのだろうか。その実像を探るべく、国立極地研究所(極地研)広報室長の熊谷宏靖さんを訪ねた。

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