長期間続く下痢と腹痛、体重減少に悩んでいた谷井さん(仮称)。消化器内科で「原因は卵巣」と指摘され、その日のうちに「ステージ3以上の卵巣がん」と告知されました。腹膜播種のため、まずは抗がん剤治療でがんを小さくしてから手術に臨みます。術後の内服治療中に再発を経験し、再び抗がん剤治療を乗り越えました。「楽しむ」と「頑張る」のスイッチを使い分け、約3年半ぶりに治療のない生活を取り戻した谷井さんの軌跡を紹介します。
※本記事は、個人の感想・体験に基づいた内容となっています。2023年12月取材。