日本人の3人に1人が発症しているとされる高血圧。最新の基準では、血圧120/80mmHg未満のみを「正常」と定義し、より厳しい管理が求められています。しかし、実際には約3100万人もの人が基準を超える血圧のままであり、そのうち1800万人は治療すら受けていない状況です。国民病とも言える高血圧がなぜここまで放置されるのか? 高村武之先生にその背景や問題点、そして対策について詳しく聞きました。