闇バイト被害防止へ、Simejiが注意喚起機能をリリース。ユーザーニーズに寄り添うキーボードアプリの未来像とは?

Business Journal 4 週 前
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闇バイト被害防止へ、Simejiが注意喚起機能をリリース。ユーザーニーズに寄り添うキーボードアプリの未来像とは?の画像1「Simeji(シメジ)」はキーボードのきせかえやエフェクト機能、20万語以上の顔文字などユニークな機能を利用できるアプリ

 Z世代を中心に多彩な機能と使いやすさで支持を集めるキーボードアプリ「Simeji(シメジ)」。独自の発想で話題を生み出してきた同アプリが、社会問題として注目される「闇バイト」への対策として、新たな注意喚起機能をリリースしました。この取り組みはどのような背景や想いから生まれ、また社会問題に向き合うSimejiはどのような未来を描いているのか。Simeji運営責任者を務める古谷由宇氏に話を伺いました。

9つのワードに警告文!注意喚起機能がリリース


――Simejiといえば、ユニークな機能やZ世代への親しみやすさで人気を集めてきましたよね。そんな中で、最近話題となっている「闇バイト」の問題に対し、新たに注意喚起機能がリリースされたと伺いました。この注意喚起機能について教えてください。

古谷氏:

「違法バイトや詐欺的な求人に巻き込まれるリスクが増加している状況を受け、特定のキーワード入力時に注意喚起を行う機能をリリースいたしました。ユーザーがキーワードを入力すると、超変換にリスクを知らせる警告が表示されます。

登録されているワードは、『こうがくばいと』『ほわいとあんけん』『きんけつ』『げんきんぷれぜんと』『そくじつそっきん』『うらばいと』『にうけ』『らくしてかせぐ』『こうがくほうしゅう』の9つです。(2024年10月29日時点)」

闇バイト被害防止へ、Simejiが注意喚起機能をリリース。ユーザーニーズに寄り添うキーボードアプリの未来像とは?の画像2「こうがくばいと」「ほわいとあんけん」「きんけつ」と入力すると、キーボードの右上に注意喚起の文言が表示される様子

ユーザーの期待に背中を押され、実装に

――特定のキーワード入力時に警告を表示するという仕組みは、非常にユニークですよね。注意喚起機能を実装されたきっかけをお聞かせいただけますでしょうか?

古谷氏:

「若者を狙った闇バイト被害の防止を目的に、今回の機能改善を行いました。この取り組みのきっかけは、大学生が闇バイトに関与し逮捕された事件がメディアで大きく取り上げられたことにあります。また、SNS上で『文字入力の段階で注意喚起ができないのか』という声が見受けられたことや、『Simejiならやってくれそう』というユーザーからの期待の声も背中を押す要因となりました。これらの意見を受け、実装に踏み切りました。」

――ユーザーから「Simejiならやってくれそう」という期待の声があったのですね。こうした期待に応える形で実装された注意喚起機能ですが、開発の段階で苦労した点や工夫したポイントなどはありますか?

古谷氏:

「Simejiでは、以前から入力文字への注意喚起機能を提供していましたが、闇バイト問題を受け、検索段階で注意喚起できるよう機能を調整しました。特に重要視したのはスピードです。危険な検索をしている人々への対応は1分1秒を争うと判断し、迅速に開発を進めました。社会問題に対して即時に対応することで、ユーザーの安全を守り、安心して利用できる環境の提供を目指しました。

 また、『闇バイト』などを知っている人が入力するワードでは意味がないため、どういったワードが良いかSNSの声を拾いながら選定したことが工夫した点です。ただし、この機能で完全に防げるとは思っておりませんので、今後もどのようなアプローチをすればこのような問題を未然に防げるか探っていきたいと思っております。」

――迅速な対応を特に重要視されたというお話、皆さんの社会問題への姿勢がよく伝わってきます。また、SNSの声を反映させたという点も、ユーザーのリアルなニーズに応える工夫として非常に印象的ですね。

古谷氏:

「Simejiはユーザーと一緒により良い機能改善を行い、社会の問題に対しても向き合いたいと思っておりますので、今回の注意喚起機能についても、そのほかにも注意するべきキーワードがあれば教えていただければと思います。」

闇バイト被害防止へ、Simejiが注意喚起機能をリリース。ユーザーニーズに寄り添うキーボードアプリの未来像とは?の画像3注意喚起するキーワードを募集した公式SNSでのポスト

SNSで広がった意外な評価

――今回の注意喚起機能について、SNS上でも大きな反響があったと伺っています。ユーザーからはどのような意見や感想が寄せられているのでしょうか?

古谷氏:

「今回の注意喚起機能実装のリリースは、ネットニュースやSNSによって拡散されました。その拡散の反響として、Simejiのユーザー層を理解した機能であるという好印象な意見が多く見られました。具体的には『若年層を中心に使われるアプリとしての特性を理解した対応』と評価していただきました。」

――そういった評価は、皆さんの取り組みがしっかり届いている証拠ですね。一方で、課題や改善が必要だと感じている点などはありますか?

古谷氏:

「あくまでも右上の変換候補での注意喚起となり、インパクトとしては決して大きくないところが課題です。ただし、キーボード上に大きく出してしまっては本来の入力機能の邪魔となってしまいます。見え方や音、バイブレーションなどユーザーが気づくような仕組みをキーボードというスマホ行動の源流からアプローチしていきたいと思っております。」

ユーザーと共に歩む、Simejiが切り開く未来とは

――キーボードの機能を保ちながら、ユーザーが気づきやすい仕組みを取り入れるというのは、難しいアプローチなのですね。こうした取り組みを通じて、これからどのような未来を描いていきたいと考えていますか?

古谷氏:

「今後も若年層へのニーズを意識してアプリの有用性を上げていくことで、該当のユーザー層だけではなく、その親世代からも信頼されるアプリとして成長していきたいと思っております。」

――幅広い世代に支持されるアプリとしての未来がとても楽しみですね。最後にZ世代の皆さん、そしてこの機能を知ってほしい方々に向けて、メッセージをお願いします。

古谷氏:

「SimejiはZ世代はもちろんのこと、利用者の皆様の利便性とより安心して使ってもらえることを追求しております。小さなことかもしれませんがこういったことを一つずつ積み重ねて、皆様と寄り添ってSimejiを作り上げてまいります。

 テキストコミュニケーションは世界中であるものですが、特に日本のテキストコミュニケーションは独自の進化を遂げていると思います。是非Simejiの使いづらい点や、普段お使いの中でのキーボードへの不満、テキストコミュニケーションへの課題、不安などいただきたいです。そういった点を改善し皆様とより良いコミュニケーションを作り上げていければと思います。」

 Simejiは、Z世代を中心に幅広い世代のユーザーに支持される利便性と、安心して利用できる環境の両立を追求し続けています。ユーザーから寄せられたアイディアを積極的に取り入れた機能改善や新機能の開発を行うなど、常にユーザー目線でのサービス進化を実現してきました。

 今後もSimejiは、ユーザーとの対話を大切にしながら、より安心で豊かなテキストコミュニケーションの実現を目指しています。一人ひとりの声に耳を傾け、時代のニーズに応える革新的なサービスが切り開く未来に、大きな期待が寄せられています。

■バイドゥ株式会社:https://www.baidu.jp/

※本稿はPR記事です。

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