脱線車両を放置「いすみ鉄道」社内で何が起きた? かつてはローカル線再生の優等生だったのに | ローカル線・公共交通 | 東洋経済オンライン

東洋経済オンライン 3 週 前
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事故現場に放置され続けていたいすみ鉄道の車両(筆者撮影)

現在も全列車が運休

2024年10月4日午前8時08分ごろ、千葉県いすみ市の大原駅と大多喜町の上総中野駅を結ぶいすみ鉄道で列車の脱線事故が発生した。脱線した2両編成のディーゼルカーには、県立大多喜高校の生徒ら104人と運転士1人が乗車していたが幸いけが人はなかったものの、事故現場ではレールが外側に倒れていた。

脱線事故を起こした車両は、事故発生の5日後となる10月9日に大型クレーンにより線路上に戻され、当初は10月中の運転再開を目指すとしていたが、年が明けた2025年になってもいすみ鉄道では全区間で列車の運休が続き、車両も事故現場に放置されたままの状況が続いていた。

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